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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Microgeodic diseaseの治療経験 |
掲載誌名 | 正式名:日本手外科学会雑誌 ISSNコード:21854092 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 34(6),1053-5頁 |
著者・共著者 | 高木 陽平, 藤岡 宏幸, 常深 健二郎, 戸祭 正喜, 田中 寿一, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2018/04 |
概要 | Microgeodic diseaseは手指に紡錘形の腫脹や疼痛を生じ単純X線像で特徴的な透過像を呈する病態である.今回,microgeodic diseaseと考えられた5症例の診療経験を報告する.全症例男児で,年齢は4から12歳,罹患指は中指4例,小指1例であった.冬季に誘因なく手指の腫脹と疼痛を生じた.いずれも血液検査では炎症所見に乏しく,経過中の単純X線像で指節骨内に斑点状の骨透過像を認めた.MRIでは罹患骨の骨髄はT1強調像で低信号域,T2強調像で高信号域を呈し,いわゆる骨髄浮腫像がみられた.保存的に経過観察を行ったところ発症から3から6ヵ月で疼痛や腫脹などの症状は改善し,単純X線像でも骨透過像の改変は良好であった.(著者抄録) |
文献番号 | S612420032<Pre 医中誌> |