教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | TAPP法術後の鼠径部膀胱ヘルニアに対しTAPP法にて修復した1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本内視鏡外科学会雑誌 ISSNコード:13446703 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 23(1),51-6頁 |
著者・共著者 | 飯田 健二郎, 鈴村 和大, 黒田 暢一, 岡田 敏弘, 波多野 悦朗, 藤元 治朗 |
発行年月 | 2018/01 |
概要 | 患者は51歳の男性で,8ヵ月前に左鼠径ヘルニアに対しTAPP(transabdominal preperitoneal repair)法を行った既往がある.再度左鼠径部の膨隆を認めたため当院紹介入院となった.腹部CT検査では,左鼠径部に軟部陰影を認め膀胱と連続していたため,左鼠径部膀胱ヘルニアと診断しTAPP法によるヘルニア修復術を行った.術後の経過は良好であり,第3病日に退院となった.術後約20ヵ月の現在,再発は認めていない.膀胱ヘルニアは術中膀胱損傷の可能性があるため,術前診断することが重要であり,診断にはCTが有用であると考えられた.またTAPP法は膀胱ヘルニアに対しても,安全に修復することができる有用な術式であると思われた.(著者抄録) |
文献番号 | 2018109948 |