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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 敗血症、敗血症性ショック患者に対する持続的血液濾過透析施行時における抗菌薬投与設計シナリオ |
掲載誌名 | 正式名:日本外科感染症学会雑誌 ISSNコード:13495755 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 14(4),223-234頁 |
著者・共著者 | 小濱 華子, 竹末 芳生, 井手 岳, 竹田 健太, 森川 則文, 猪川 和朗, 中嶋 一彦, 植田 貴史, 西 信一 |
発行年月 | 2017/08 |
概要 | 持続的腎代替療法(以下、CRRT)は抗菌薬の薬物動態(以下、PK)に変化をきたし、誤った投与設計のリスクを伴う。CRRT時の抗菌薬レジメンは主に健康ボランティアにおける成績、ならびに多種多様な患者対象や限られた症例数による臨床研究により推奨がなされており、CRRT施行critically ill症例での至適投与設計はいまだ得られていない。急性腎障害を伴った敗血症患者における主なPKの変化として、抗菌薬クリアランスや分布容積があげられる。CRRT時の体外におけるクリアランスは抗菌薬の特性に加えCRRT側の因子としては、血液浄化量がもっとも影響が大きい。CRRTの方法は国での差も大きい。本総説では日本における血液浄化量が少ない条件下で施行される持続的血液濾過透析時の敗血症、敗血症性ショック患者に対する抗菌薬投与設計について、われわれのタゾバクタム/ピペラシリンでの成績も含め考察する。(著者抄録) |
文献番号 | 2018026877 |