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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 神経症状を伴う中下位腰椎椎体骨折の手術成績と全脊椎アライメントに及ぼす影響 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 60(3),487-8頁 |
著者・共著者 | 圓尾 圭史, 橘 俊哉, 有住 文博, 楠山 一樹, 木島 和也, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2017/05 |
概要 | L3以下の椎体骨折で神経症状を呈したため同一術者が手術を行い、1年以上経過観察した14例(男性7例、女性7例、平均76.2±3.9歳)を対象に、手術成績と術後全脊椎アライメントに及ぼす影響について検討した。手術はTLIF/PLIFが5例、椎体形成術と後方固定(VP/PSF)が3例、前後合併手術(A/P)が2例、PSOが2例、PVCRが1例、後方固定のみが1例であった。合併症は隣接椎体骨折を4例、感染を1例に認め、再手術は4例であった。レントゲンは術前のlumbar lordosis(LL)が15.5度で高度の腰椎前彎の消失を認め、最終経過観察時はLL 24.6度で前彎不足が残存した。ODIは術前47.5±11.5から28.6±12.1に改善しており、日常生活自立度は1例を除きA1以上になった。中下位腰椎椎体骨折では、grade 3の高度な圧潰では固定範囲を短くしても固定力不足によるinstrumentation failureが危倶され、術後矢状面脊椎アライメント不良が残存していた。 |
文献番号 | 2017391678 |