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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 腓腹筋に転移を認めた悪性胸膜中皮腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 60(3),589-90頁 |
著者・共著者 | 神頭 誠, 麩谷 博之, 熊西 俊介, 川口 貴之, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2017/05 |
概要 | 68歳男性。2012年より左肺の上皮型悪性胸膜中皮腫に対する化学療法施行中であった。2015年のPET-CTにて右下腿近位にFDGの異常集積を認め、同部位に疼痛を伴っていたため整形外科へ紹介となった。胸部CTでは左胸膜にびまん性肥厚、被包化胸水を認め、FDG-PET/CTでは右下腿に点状で、FDGの強い異常集積がみられた。MRIでは腓腹筋内にT1強調像で等輝度、T2強調像で高輝度、造影剤で均一に増強される領域を認めた。悪性軟部腫瘍を疑い、エコー下針生検を施行したところ、病理組織学的に悪性胸膜中皮腫の腓腹筋転移と診断された。診断後は放射線治療を行い、疼痛コントロールが得られたが、筋肉内転移を生じた6ヵ月後に全身状態悪化のため死亡となった。 |
文献番号 | 2018002115 |