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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | インプラント体が上顎洞に迷入した11例 |
掲載誌名 | 正式名:日本口腔インプラント学会誌 ISSNコード:09146695 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30(1),12-17頁 |
著者・共著者 | 上田 美帆, 高岡 一樹, 野阪 泰弘, 吉竹 賢祐, 岸本 裕充 |
発行年月 | 2017/03 |
概要 | 2005年~2015年の11年に上顎洞にインプラント体が迷入した11例(男性5例、女性6例、32~81歳、平均57.2±13.7歳)を対象に、各症例の性別・年齢・術前CTの有無、埋入術式、インプラント体形態、迷入時期、迷入部位の垂直的骨量・摘出法について検討した。術前CTは情報提供された10例中3例で行われていた。埋入術式は通常埋入4例、ソケットリフト併用7例、埋入されたインプラント体形態はストレートタイプ8例、テーパードタイプ3例、迷入時期は埋入時1例、埋入術後から二次手術まで3例、二次手術時4例、スリーピング中2例、インプラント除去時1例であった。迷入後に撮影したCTで、迷入部の垂直的骨量は平均3.6±1.7mmで、摘出法は、インプラント埋入窩を利用し歯槽骨から2例、上顎洞前壁から7例、内視鏡下副鼻腔手術で摘出1例、上顎洞より自然排出1例であった。インプラント体迷入時には可及的速やかな診断、長所・短所を考えた摘出法の選択が重要である。 |
文献番号 | 2017275464 |