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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【神経免疫疾患治療とリハビリテーションupdate】 神経免疫疾患の言語聴覚療法 疾患別の嚥下障害の特徴とリハビリテーション |
掲載誌名 | 正式名:MEDICAL REHABILITATION ISSNコード:13460773 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (213),69-74頁 |
著者・共著者 | 福岡 達之, 道免 和久 |
発行年月 | 2017/08 |
概要 | 神経免疫疾患の多くに発声発語の障害や嚥下障害、高次脳機能障害の問題が生じる。言語聴覚療法で対応することが多い嚥下障害は、誤嚥による呼吸器感染症や窒息、栄養障害など生命に直結する問題であり、予後を決定する重要な因子でもある。代表的な疾患である多発性硬化症は、病変の時間的・空間的多発性により嚥下障害も多様な症状を呈し、障害部位別の評価と病期に応じた訓練が必要になる。ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害は、嚥下に関連する顔面神経、舌咽神経、迷走神経にも生じ、準備口腔期から咽頭期の障害を引き起こす可能性がある。重症筋無力症では、嚥下関連筋の筋力低下と易疲労性、日内変動による特徴を念頭に置いた対応が必要になる。いずれの疾患にも共通する事項としては、原疾患の治療が最優先であり、症状の変化や治療効果に応じて介入の時期や訓練内容、負荷量の調整を行うことが肝要である。(著者抄録) |
文献番号 | R904080010<Pre 医中誌> |