教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 後天共同性内斜視の特徴と治療成績 |
掲載誌名 | 正式名:眼科臨床紀要 ISSNコード:1882-5176 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 10(3),223-6頁 |
著者・共著者 | 山寺 克英, 木村 亜紀子, 増田 明子, 岡本 真奈, 三村 治 |
発行年月 | 2017/03 |
概要 | 目的:後天性の共同性内斜視の特徴と治療成績について後ろ向きに検討する。対象および方法:対象は2007~2014年の間に斜視手術を施行した後天共同性内斜視96例(平均年齢33歳)である。調節性および部分調節性内斜視、廃用性内斜視は除外した。結果:原因は内斜位から内斜視への移行が44例、強度近視のある症例33例、急性内斜視11例、周期内斜視1例、sagging eye syndrome疑いを含むその他7例であった。斜視角は11~30PDで51例と半数以上を占め、基礎型39例、開散不全型51例、輻湊過多型6例であった。手術方法は両内直筋後転術が最も多く47例で、術前に複視のあった90例中84例が初回手術で複視消失、残りの6例も4例は再手術、2例はプリズム眼鏡にて複視消失が得られた。結論:後天共同性内斜視は比較的若い症例で、30PD以下に多く認められ、斜視手術の治療成績は良好であった。(著者抄録) |
文献番号 | R316220007<Pre 医中誌> |