教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 舟状大菱形小菱形骨間関節固定術後骨癒合不全例にThompson変法を行った1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:0008-9443 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 59(2),297-8頁 |
著者・共著者 | 大寺 秀介, 高木 陽平, 大井 雄紀, 藤岡 宏幸, 田中 寿一, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2016/03 |
概要 | 症例は72歳女性で、主訴は右手関節痛であった。単純レントゲン像で舟状大菱形小菱形骨間(STT)関節症と診断した。疼痛と可動域制限が強かったため、肘頭からの骨移植を加えたSTT関節固定術を行った。術後10ヵ月の単純レントゲン像で固定部の骨癒合不全を認め、同部の疼痛と手関節可動域制限が残存していた。そのため、初回手術後11ヵ月で再手術を施行した。手術はThompson変法に準じて行い、大菱形骨を切除した後、長母指外転筋腱を半切し第一中手骨から第二中手骨へ骨孔を通して引き出し、TJスクリューで腱固定した。術後3週で仮固定のK wireを抜去し、4週間で外固定除去、装具着用とした。再手術後6ヵ月で可動域制限は軽度残存していたが、疼痛は消失し、経過良好である。 |
文献番号 | 2016366309 |