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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 前十字靱帯損傷症例におけるcoper、non-coperの調査 |
掲載誌名 | 正式名:日本臨床スポーツ医学会誌 ISSNコード:1346-4159 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(3),451-6頁 |
著者・共著者 | 神頭 諒, 山口 基, 佐々木 謙, 松本 彰生, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2016/08 |
概要 | 前十字靱帯(ACL)損傷患者の中には、ACL再建術を行わずに問題なくスポーツを行えるcoperと呼ばれる例が存在する。当院のACL損傷患者を調査し、coperとnon-coperの存在、転帰について検討した。対象は2010年以降に当院を受診したACL損傷患者805例中、再建術を行わず3ヵ月以上スポーツ活動を続けた75例とし、部分損傷や自然治癒例は除外した。coperは11例で、non-coperは64例であった。後日再建術を行った症例では、高率に半月板損傷を合併し、スポーツ活動期間が長い程、合併損傷の割合も増加した。様々な事情で、ACL再建術を行わずにプレー継続を希望する選手や指導者は少なくないが、coperの割合は少なく、スポーツ活動を続けることで、合併損傷が増加する傾向にあった。(著者抄録) |
文献番号 | 2016404096 |