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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 解剖学的二重束ACL再建膝の後外側線維大腿骨骨孔に対する3DCT解析 Flexibleとrigidドリルによる経ポータル法とoutside in法の比較 |
掲載誌名 | 正式名:臨床バイオメカニクス ISSNコード:1884-5274 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 37,199-203頁 |
著者・共著者 | 神原 俊一郎, 中山 寛, 山口 基, 柏 薫里, 井石 智也, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2016/09 |
概要 | 二重束前十字靱帯(ACL)再建術における骨孔作製法では、解剖学的位置に設置しやすい経ポータル(TP)法やOutside-in(OI)法が採用されている。ハムストリングによる二重束ACL再建術を施行した67例を対象として、OI法とflexibleドリルまたはrigidドリルを用いたTP法で作製した大腿骨後外側線維大腿骨孔の位置、方向、骨孔長などの幾何学的指標を術後3DCTで比較検討した。いずれの方法でも解剖学的位置への開口が可能であった。開口部の形状はOI法のみ正円であり、TP法ではflexibleドリルを用いても正円には近づかなかった。大腿骨骨孔長には有意差を認めなかった。大腿骨骨孔と関節内靱帯の長軸のなす角度であるbending angleはTP法の2群間では差はなかったが、OI法で有意に急であり、グラフトの骨孔開口部におけるストレス増大の可能性が示唆された。 |
文献番号 | QA04210031<Pre 医中誌> |