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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 内反変形膝に対して行ったdouble level osteotomyの術後膝蓋骨位置に与える影響についての検討 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:0008-9443 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 59(4),773-4頁 |
著者・共著者 | 島崎 哲郎, 中山 寛, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2016/07 |
概要 | 内反変形膝に対し、外側closed遠位大腿骨骨切り術と内側open高位脛骨骨切り術を同時に行うdouble level osteotomy(DLO)を施行し、半年以上経過した10膝を対象に術後の膝蓋骨位置について検討した。膝蓋骨位置に関するX線計測は、立位側面、臥位膝蓋骨軸位(膝屈曲30°)を用い、術前、術後半年時のpatella tilting angle(PTA)、patella lateral shift(PLS)、Insall-Salvati index(IS)、Caton-Deschamps index(CD)、Blackburne-Peel index(BP)、tibial slope(TS)を測定し、術前後で比較した。その結果、膝蓋大腿関節のアライメントに関するパラメーターであるPTAは術前後で有意に減少し、PLSも減少傾向にあった。膝蓋骨位置パラメーターであるIS、CD、BPは術後に膝蓋骨高位、低位ともに認めなかった。TSにも術前後で有意な変化は認めなかった。以上より、DLOは膝蓋骨位置に対して影響が少ない手術法であると考えられた。 |
文献番号 | QA14110056<Pre 医中誌> |