教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【薬剤師必携!抗菌薬適正使用完全マニュアル】 外科領域における抗菌薬の考え方・使い方 |
掲載誌名 | 正式名:薬事 ISSNコード:0016-5980 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58(12),2671-2680頁 |
著者・共著者 | 高橋 佳子, 竹末 芳生 |
発行年月 | 2016/09 |
概要 | 外科領域で問題となる感染症に術後感染症があるが、術後感染予防抗菌薬は、宿主防御機構でコントロールできるまでに術中汚染菌量を減らす目的で使用され、適切なindication、choice、timing、durationを遵守する必要がある。一方、治療抗菌薬としては細菌性腹膜炎や人工関節感染症に使用される機会が多い。消化管穿孔などに起因する腹膜炎は二次性に分類される。二次性腹膜炎は、虫垂や大腸がん、憩室などの穿孔性腹膜炎のような市中発生と、術後縫合不全などの院内発生があり、各々抗菌薬選択に相違がみられるものの、常に嫌気性菌の関与を念頭に置く必要がある。人工関節感染症は、バイオフィルム感染であり、適切な治療ストラテジーが再発などを防ぐために必要である。(著者抄録) |
文献番号 | 2016376821 |