教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 二次移植前に脱感作治療を実施し、移植後FSGSが再発するも、リツキシマブ投与のみで尿蛋白が軽快した1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本小児腎不全学会雑誌 ISSNコード:1341-5875 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 36,227-9頁 |
著者・共著者 | 谷口 洋平, 柴野 貴之, 前川 講平, 森 直子, 山田 祐介, 兼松 明弘, 野島 道生, 山本 新吾, 服部 益治, 竹島 泰弘 |
発行年月 | 2016/07 |
概要 | 原発性巣状糸球体硬化症(focal segmental glomerulosclerosis:FSGS)例の腎移植では、約30%に再発がみられ、再発例の腎移植予後は不良である。本症例では、FSGS患児に対し一次移植(献腎移植)を行うも、移植腎機能無発現のため、血液透析から離脱できず、移植腎摘出に至った。二次移植(生体腎移植)前に抗ドナー抗体陽性を認め、血漿交換(plasma exchange:PE)+リツキシマブ(RTX)による脱感作療法後に、二次移植を実施した。二次移植後、FSGSの再発を認めたが、リツキシマブ投与1回のみで、尿蛋白、腎機能の改善を認めた。FSGS再発の重症度の軽減に、抗ドナー抗体に対して行った血漿交換とリツキシマブ投与が関与したと考えた。(著者抄録) |
文献番号 | 2017055877 |