教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 単焦点眼内レンズ挿入眼における偽調節に関与する因子の検討 |
掲載誌名 | 正式名:臨床眼科 ISSNコード:0370-5579 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 70(5),783-6頁 |
著者・共著者 | 新見 浩司, 山田 理香, 藤本 将仁, 奥内 俊介, 阿部 國臣, 山中 昭夫, 三村 治 |
発行年月 | 2016/05 |
概要 | 目的:偽調節関連因子についての報告。対象と方法:同一の単焦点眼内レンズを挿入した遠見矯正視力1.0以上の36例64眼を対象とした。男性11例,女性25例で,年齢は平均74.0±7.3歳である。主観的偽調節量は近見視力検査にて評価し,他覚的偽調節量は他覚的屈折変化,瞳孔径変化,角膜屈折力勾配,MTF値にて評価した。結果:偽調節量は0.15~1.0(0.61±0.20)logMARであった。角膜屈折力勾配と偽調節量間には弱い正の相関が認められた(r=0.428,p<0.05)。瞳孔径と偽調節量間には極弱い負の相関がみられた(r=-0.266,p<0.05)。調節負荷時の他覚的屈折変化は0.07±0.20D(n=25)であり,ほとんど認められなかった。結論:偽調節には角膜の多焦点性が関与する。(著者抄録) |
文献番号 | 2016229865 |