教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 抗血小板療法の現状 |
掲載誌名 | 正式名:Total Vascular Management ISSNコード:2423-8481 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (1),27-32頁 |
著者・共著者 | 住吉 晃典, 石原 正治 |
発行年月 | 2016/04 |
概要 | 動脈硬化性疾患に対する抗血小板療法は、心血管イベントの発症予防目的で頻用され、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention:PCI)のデバイスであるステントに対して使用される抗血小板剤2剤の併用療法(DAPT)は、ステント血栓症などのイベント抑制のため、一定期間必須とされている。またDAPT療法が広く実施されている一方で、心房細動患者の脳卒中予防に対しては抗凝固療法が行われているが、そのような患者でPCIが施行された場合、DAPTを上乗せする3剤併用療法の有効性や安全性が明らかにされていない。高齢化社会を迎えたわが国では、冠動脈疾患と心房細動の患者数が増加しており、両者を合併する患者数もさらに増加するものと考えられる。今回、冠動脈疾患や心房細動を有する患者の抗血小板療法の現状について一次予防と二次予防の観点から解説する。(著者抄録) |
文献番号 | 2016194733 |