教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 黄斑病変を伴う先天眼振のOCT所見と治療効果 |
掲載誌名 | 正式名:神経眼科 ISSNコード:0289-7024 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 32(4),371-6頁 |
著者・共著者 | 大草 直樹, 木村 亜紀子, 増田 明子, 大北 陽一, 三村 治 |
発行年月 | 2015/12 |
概要 | スペクトラルドメインOCT(SD-OCT)で黄斑病変が明らかになった先天眼振5例を報告する。眼振は3例が振り子様眼振で、2例が律動眼振でいずれも静止位を認めるものはなく、両眼矯正視力は5中例4例が0.3、1例が0.5であった。5例中4例は光干渉断層計(OCT)で中心窩の生理的陥凹が認められない黄斑低形成を呈し、1例はellipsoid zoneの消失を認め錐体ジストロフィと診断した。手術加療を行った3例中16歳の症例で3段階の視力改善が得られ、8歳の症例で頭位異常の改善を得ることができた。視力不良な先天眼振患者には黄斑疾患が潜んでいることがあり、そのような症例にはOCT検査を積極的に行うべきと考えた。また保存的、外科的加療も積極的に行うべきであると考えた。(著者抄録) |
文献番号 | Q122590005<Pre 医中誌> |