教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 終末期心不全医療における心臓リハビリテーションチームの使命 |
掲載誌名 | 正式名:心臓リハビリテーション |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20(1),191-196頁 |
著者・共著者 | 高橋 敬子, 笹沼 直樹, 藤井 利江, 井谷 祐介, 田中 隆史, 増山 理, 大柳 光正, 道免 和久 |
発行年月 | 2015/03 |
概要 | 【目的】慢性心不全の終末期へと至る時間を延長させるには、増悪での再入院機会を減少させる必要がある。効果的な介入を行うため、患者の社会背景やヘルスリテラシーを調査し、再入院回数との関連を調べ、多職種医療人による終末期教育を含む心臓リハビリテーションチームの役割を考察する。【方法】慢性心不全増悪での再入院患者55名(男性36人、女性19人)を再入院回数初回群と再入院2回以上群に群別、患者背景、病態、病気に関する質問票の解答より得た結果と再入院回数との関連を調べた。【結果】同居者の有無・朝の内服錠数間違い・利尿薬内服の無自覚において再入院回数との関連を認めた。また再入院回数が多い群の方が有意に予後説明を受けた認識がなかった。【考察】心臓リハビリテーションチームは多職種構成であるため、患者個々のヘルスリテラシーに添った指導効果が期待でき、患者のあらゆる病期に係ることがチームの使命であると考える。(著者抄録) |
文献番号 | 2015319165 |