教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 骨粗鬆症性椎体骨折の後方固定併用椎体形成術の治療成績 HA群とCPC群の比較検討 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:0008-9443 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58(3),451-2頁 |
著者・共著者 | 圓尾 圭史, 橘 俊哉, 井上 真一, 有住 文博, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2015/05 |
概要 | 当科では骨補填材料として2009年からHA(HA block)を使用してきたが、2011年以降は矯正損失を減らす目的で、術後早期から安定性が得られるCPC(リン酸カルシウム骨ペースト)へ変更し、固定範囲も短くした。今回、その妥当性について検証するため、HA使用群(17例)とCPC使用群(12例)の治療成績を比較検討した。評価項目は「手術時間」「出血量」「矯正損失」「スクリューの緩み」「新規骨折」などとした。手術時間はHA群が平均254.2分、CPC群が191.3分で、CPC群のほうが有意に短かった。出血量はそれぞれ平均541.0ml、453.8mlで、CPC群が少ない傾向にあったが統計学的有意差は認められなかった。矯正損失はそれぞれ平均8.9°、6.8°で、CPC群が少ない傾向にあったが有意差は認めなかった。スクリューの緩みはそれぞれ47%、42%で、CPC群が少ない傾向にあったが有意差は認めなかった。新規骨折はそれぞれ44%、17%で、CPC群が少なかったが有意差は認めなかった。 |
文献番号 | 2015335917 |