教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | PET/CTで高集積を呈した軟骨粘液線維腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:0008-9443 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58(4),719-20頁 |
著者・共著者 | 岡田 大志, 麩谷 博之, 中林 ゆつき, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2015/07 |
概要 | 20歳女。階段で転倒し左膝痛を自覚した。単純X線で左大腿骨の骨幹端に偏心性の骨透亮像を認め、CTでは直径15mm大の骨透亮像の内部に点状の石灰化を伴っていた。MRIではT1強調像で低輝度、T2強調像で不均一に高輝度、造影でリング状に増強され、一部に骨外病変も認めた。PET/CTでは腫瘍に一致した高集積像を認め、SUVmaxは高値であった。針生検にて軟骨粘液線維腫やgrade 2の軟骨肉腫を疑い、辺縁切除後にセメント充填とプレートによる内固定を行った。病理組織学的に軟骨器質を背景に紡錘形の核を有する腫瘍細胞が分葉状に増殖しており、一部多核巨細胞を認め、軟骨粘液線維腫と診断した。術後14ヵ月の現在、再発はなく患肢機能に問題はない。 |
文献番号 | 2016050395 |