教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 長期透析患者股関節障害に対する術式選択 |
掲載誌名 | 正式名:Hip Joint ISSNコード:0389-3634 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 41,359-62頁 |
著者・共著者 | 福西 成男, 西尾 祥史, 藤原 勇輝, 岡久 昇平, 武田 悠, 吉矢 晋一, 福井 智一 |
発行年月 | 2015/08 |
概要 | 透析歴10年以上の透析性股関節障害に対し、手術的治療を行った64例68関節を対象に、後方視的に検討した。透析性股関節症の分類は当科での分類を用い、Type I:cyst formation(A.lateral part of femoral neck、B.medial part of femoral head、C.femoral head、D.acetabulum)、Type II:arthritis、Type III:femoral head deformity(Stage1.Atrophy or deformity、Stage2.destructive change)に分類した。その結果、大腿骨頸部骨嚢腫形成を主たる病変とするType I-ABでは、嚢腫病変のサイズが大腿骨頸部横径の50%を超える36例に対し病巣掻爬、骨移殖、内固定を行った。36例中34例に病巣の治癒を認め、治癒しなかった2例は転倒に伴って嚢腫近位部で骨折を生じた1例、術後1ヵ月に肺塞栓で死亡した1例であった。一方、TypeII、III及びその病態が混在した28例に対しTHAを行い、合併症は術後2年以内の死亡4例、深部感染2例、脱臼2例であった。 |
文献番号 | 2016101870 |