教員業績データベース |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 3軸加速度計を用いた慢性心不全患者の活動量評価と生活指導の試み |
掲載誌名 | 正式名:心臓リハビリテーション |
巻・号・頁 | 19(1),78-83頁 |
著者・共著者 | 荻野 智之, 高橋 哲也, 森沢 知之, 加治佐 望, 福島 飛鳥, 内山 侑紀, 足立 清香, 和田 智弘, 島田 憲二, 山本 憲康, 福田 能啓, 道免 和久 |
発行年月 | 2014/02 |
概要 | 【目的】慢性心不全(CHF)患者の日常生活活動量を3軸加速度計を用いて評価し、具体的な生活指導を試みた。【方法】対象は、当院外来心臓リハビリテーションに参加しているCHF患者15名であった。日常生活活動量の測定は、3軸加速度計(Active Style Pro、オムロン社製)を用いて測定した。測定項目は3軸加速度計が示す活動強度(METs)とし、対象者には1日の行動内容とその際の自覚症状をボルグスケールにて随時記録してもらった。【結果】日常生活活動量は、全体的には運動量と比べて生活活動量が圧倒的に多く、1日の大半を占めていた。また、実際に生活指導を施行したのは10名であり、生活指導方法には、(1)長時間の連続的な活動制限、(2)完全な活動制限、(3)活動強度の調節といった3パターンが観察された。【結論】3軸加速度計を用いて実際の日常生活を評価し、具体的な生活指導を行うことで過剰な身体活動を防止する一手段に成り得るのではないかと考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2014223429 |