教員業績データベース |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 全人工膝関節置換術後からの微弱電気刺激の効果について |
掲載誌名 | 正式名:理学療法学 ISSNコード:0289-3770 |
巻・号・頁 | 41(2),92-93頁 |
著者・共著者 | 曽田幸一朗, 森下慎一郎, 水野貴文, 梶原和久, 瀬戸川啓, 上谷清隆, 児玉典彦, 道免和久 |
発行年月 | 2014/04 |
概要 | 本研究ではTKA術後からMENSを行い、筋力、関節可動域、大腿周囲径、疼痛、ADL能力の経時的変化について検討することを目的とした。対象はH25年1~4月までの間にTKA目的に入院し、同意を得られた15名とした。無作為に刺激群と非刺激群に振り分け、介入を実施した。両群合わせて7名の脱落者がいたため、8名の分析となった。膝伸展筋力、膝屈曲可動域、大腿周径、WOMAC(機能)、3MD、10m歩行速度に両群間で差は認められなかった。WOMAC(痛み)では刺激群で有意に改善が認められたが、NRSでは両群に差は認められなかった。膝屈曲筋力、膝伸展可動域では非刺激群で有意な改善が認められた。今回の検討では対象数が少ないため、対象数を増やして検討する必要がある。しかし、痛みに関しては先行研究を支持する結果となった。今回の刺激条件ではかゆみ以外の有害事象は発生しなかった。患者の皮膚の弱さを考慮することで、安全にMENSを実施することが可能だった。(著者抄録) |
文献番号 | 2014321457 |