教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 偽性球麻痺に対する電気刺激療法 Vital Stimの使用経験 |
掲載誌名 | 正式名:嚥下医学 ISSNコード:2186-3199 |
巻・号・頁 | 3(2),258-264頁 |
著者・共著者 | 足立清香, 新宮正美, 荻野直子, 川阪尚子, 福岡達之, 内山侑紀, 島田憲二, 福田能啓, 道免和久 |
発行年月 | 2014/09 |
概要 | 症例は61歳男性。当科入院時には脳幹出血発症から約2ヵ月が経過しており、栄養は全て胃ろうからの投与のみであった。入院時所見と嚥下造影検査結果から重度嚥下障害と判断した。しかしSTによるペースト食を使用した直接訓練は可能であり、経皮的神経筋電気刺激装置を併用した筋力増強訓練にも耐え得ると判断したため、直接訓練に経皮的神経筋電気刺激を併用した訓練を開始した。以降誤嚥性肺炎等の合併症もなく嚥下機能は改善し、入院57日目には1日3食とも経口摂取可能になった。退院時に胃ろう抜去を目標にしていたが、入院約2ヵ月後の嚥下造影検査で水分3mL、嚥下時に喉頭侵入を認めており十分量の水分を経口摂取することが困難であったため、水分投与のために胃ろうは抜去せず入院150日目に自宅退院した。(著者抄録) |
文献番号 | 2015003505 |