教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 超高齢者(85歳以上)の変形性肩関節症に対し人工肩関節置換術を行った2例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:0008-9443 |
巻・号・頁 | 57(3),565-6頁 |
著者・共著者 | 小雲 慎也, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2014/05 |
概要 | 症例1は86歳女性で、右肩関節痛で近医にて加療されたが、軽減せず紹介受診した。Xpで著明な骨頭と関節窩の変形を認め、CTでは関節窩はWalch分類Type A2であった。全身麻酔下に人工肩関節置換術を行った。術後に既存の内科疾患の悪化はなく入院期間は30日であった。術後7ヵ月経過で挙上140°、外旋20°、JOA scoreは疼痛が5点→25点、ADLが0.5点→9点で合計73点に改善し、looseningも認めていない。症例2は91歳女性で、他院にて両側変形性肩・膝・股関節症の加療を受けたが、左肩痛が軽減せず紹介受診した。Xpで著明な骨頭と関節窩の変形を認め、CTでは関節窩はWalch分類Type A1であった。全身麻酔下に人工肩関節置換術を行った。術後にせん妄を認めたが、既存の内科疾患の悪化はなく入院期間は31日であった。術後6ヵ月経過で挙上160°、外旋30°、疼痛scoreが10点→30点、ADL scoreが5点→10点で合計90点に改善し、looseningも認めていない。 |
文献番号 | 2014333606 |