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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 鎖骨骨幹部骨折に対する経皮的髄内ピンニング法の有用性 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:0008-9443 |
巻・号・頁 | 57(3),581-2頁 |
著者・共著者 | 木島 和也, 小倉 宏之, 岡山 明洙, 三木 祐豪, 楊 鴻生, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2014/05 |
概要 | 鎖骨骨幹部骨折に対し経皮的髄内ピンニング法にて治療した8例(男性4例、女性4例、平均48.1歳)の治療成績を報告した。受傷機転は交通事故7例、スポーツ外傷1例、術式はK-wireを骨折部から経皮的に中枢骨片髄腔内に刺入し、近位部の皮膚を貫いて先端を出しておき、骨折修復後に逆行性に遠位骨片髄腔内に刺入して遠位骨片を貫き固定した。術後は90°までの挙上・外転制限を設けた。抜釘を終えた6例全例で骨癒合が得られ、抜釘までの期間は平均130日であった。経過中に大きな合併症は認めなかった。残り2例は現在経過観察中である。本法は皮膚切開が不要であり、簡便で美容的にも優れており、早期の社会復帰が可能で有用と考えられた。 |
文献番号 | 2014333614 |