教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | FAIを伴った弾発股に対し、鏡視下に関節唇縫合と腸脛靱帯切離を行った1例 |
掲載誌名 | 正式名:Hip Joint ISSNコード:0389-3634 |
巻・号・頁 | 40,920-2頁 |
著者・共著者 | 中山 寛, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2014/08 |
概要 | 42歳女。数年前から右股関節痛を自覚した。診断がつかず放置していた症状が増悪してきたため受診した。右股関節伸展~屈曲に際し大転子部でsnappingと疼痛を認めた。Ober's testでも陽性所見を認め、弾発股と診断した。anterior impingement signやFABER testなどの関節唇損傷所見陽性で、画像上、bumpの存在とherniation pitを認めた。MRAで股関節唇損傷を確認し、FAIと診断した。数ヵ月間のリハビリテーション加療を行ったが、症状が改善しないため、鏡視下に関節唇縫合と腸脛靱帯切離を行った。術後リハビリテーションは股関節唇縫合術後リハビリテーションの報告に基づいて行った。現在術後6ヵ月であるが、snappingとOber's testは完全に消失し、modified harris hipスコアは術前の41.8点から84.6点に改善した。 |
文献番号 | O925240226<Pre 医中誌> |