教員業績データベース |
|
論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 同側大腿骨頸部、転子部骨折をきたした2例 |
掲載誌名 | 正式名:Hip Joint ISSNコード:0389-3634 |
巻・号・頁 | 40,1015-8頁 |
著者・共著者 | 武田 悠, 福井 智一, 藤原 勇輝, 横山 和典, 真鍋 貴重, 福西 成男, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2014/08 |
概要 | 同側大腿骨頸部、転子部骨折をきたした2例を経験した。症例1は47歳男で、転倒して受傷した。単純X線では左大腿骨転子部骨折、股関節単純CT、3D-CTで大腿骨頸部骨折を認めた。骨温存を目的に骨折観血的手術を選択した。術後4週より部分荷重、可動域訓練を開始した。術後16週で骨折部の明らかな転位は認めなかった。術後12ヵ月、軽度の関節拘縮を認めるが、単純X線で骨癒合を認め、現在は職場復帰している。症例2は45歳女で、階段から転落して受傷した。股関節単純X線、CT、3D-CTで、右大腿骨頸部骨折と転子部の横骨折を認めた。右同側大腿骨頸部、転子部骨折の診断で手術を施行した。術後6ヵ月経過時、頸部の偽関節と大腿骨骨頭壊死を認め。荷重時の右股関節痛が強く、日常生活動作に制限を認めたため、術後12ヵ月で再手術を行った。現在、リハビリ加療中である。 |
文献番号 | O925240250<Pre 医中誌> |