教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【消化管アップデート】 胃 FD 診断方法と患者満足度の高い治療法のコツ |
掲載誌名 | 正式名:診断と治療 ISSNコード:0370-999X |
巻・号・頁 | 102(7),969-973頁 |
著者・共著者 | 富田 寿彦, 大島 忠之, 福井 広一, 渡 二郎, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2014/07 |
概要 | 1.機能性ディスペプシア(FD)とは上腹部症状の原因となる器質的疾患が見つからない疾患であるが、臨床上、極めて頻度の高い疾患である。2.その病因として消化管運動異常、内臓知覚過敏、精神心理的因子、食事生活習慣、Helicobacter pylori感染、酸分泌異常、消化管感染症後の残存炎症、遺伝子異常などがあげられている。3.FDの薬物治療は、基本的には自覚症状の改善を目的とした治療とされ、心窩部痛・心窩部灼熱感などの心窩部痛症候群に対しては酸分泌抑制薬を、胃もたれ、膨満感などのいわゆる食後愁訴症候群には消化管運動機能改善薬が使用されることが多い。4.近年、延髄や視床下部でのストレスモジュレーターとしての作用を有するアコファイドが発売され、FDの病態を考えるうえで期待がもたれる。(著者抄録) |
文献番号 | 2014312056 |