教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 下腿潰瘍の難治性疼痛に対し、トラマドール・アセトアミノフェン配合錠、芍薬甘草湯の併用により良好な疼痛コントロールが得られた1症例 |
掲載誌名 | 正式名:痛みと漢方 ISSNコード:0916-7145 |
巻・号・頁 | 23,122-123頁 |
著者・共著者 | 棚田 大輔, 村川 和重, 中野 範, 神原 政仁, 福永 智栄, 池田 和世, 恒遠 剛示 |
発行年月 | 2013/05 |
概要 | 血管ベーチェット病に合併した下腿潰瘍難治性疼痛に対し、トラマドール・アセトアミノフェン配合錠、芍薬甘草湯の併用により良好な疼痛コントロールが得られた1症例を経験した。症例は32歳の女性、下腿足背潰瘍難治性疼痛にて当科を受診。Drug challenge testの結果によりメキシチール、トラマドール・アセトアミノフェン配合錠処方にて全体的な痛みは改善したが、足がつるような痛みがあるとのことで芍薬甘草湯を追加し、良好な疼痛緩和が得られた。強度の侵害受容性疼痛により、マスクされていた筋緊張性の疼痛増悪因子に対して芍薬甘草湯を併用することで、良好な疼痛コントロールが得られたものと考えられる。(著者抄録) |
文献番号 | O227030025<Pre 医中誌> |