教員業績データベース |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【重症患者の鎮痛・鎮静管理を考える-米国版ガイドライン改訂を受けて-】 疼痛管理 |
掲載誌名 | 正式名:ICUとCCU ISSNコード:0389-1194 |
巻・号・頁 | 37(10),731-40頁 |
著者・共著者 | 西信一, 吹田奈津子 |
発行年月 | 2013/01 |
概要 | 2013年初頭に米国集中治療医学会から鎮痛・鎮静に関するガイドラインと敗血症に関するガイドラインが続けて改訂されて報告された。本稿は前者のガイドラインでもとりわけ疼痛管理に関する部分を意訳、解説した。ガイドラインではまずICU患者が常に「痛み」というストレスに曝されており、鎮静のためには鎮痛が大事であることを強調している。とくに「痛み」を訴えられない鎮静患者や人工呼吸患者に対して「痛み」の評価が重要であるとしており、その評価のためのツール(スコア)をいくつか紹介している。臨床質問でも、1)どんな時に痛みを感じるか、2)痛みの評価法はどんなものが良いか、3)鎮痛法はどんな方法が良いか、といった項目をあげてそれぞれの質問に答える形で根拠、正当性を述べている。わが国においても良質なエビデンスがないために評価されない項目が多い。実臨床では有効な方法も多く今後エビデンスを発信していくことを期待している。(著者抄録) |
文献番号 | 2013380498 |