教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 肺出血後無気肺に陽圧換気と健側胸郭固定法を併用したNICU入院児の一例 |
掲載誌名 | 正式名:臨床理学療法研究 ISSNコード:1883-3373 |
巻・号・頁 | 30,57-60頁 |
著者・共著者 | 古川 徹, 若杉 樹史, 梅田 幸嗣, 笹沼 直樹, 眞渕 敏, 児玉 典彦, 道免 和久 |
発行年月 | 2013/07 |
概要 | 新生児集中治療室(neonatal intensive care unit:NICU)において、肺サーファクタント補充療法は粘稠な分泌物の排出や無気肺の改善などの目的で行われる。また、呼吸理学療法(respiratory physical therapy:RPT)は無気肺の治療に有用な治療法の一つである。しかし、今回我々は、肺出血後の広範な閉塞性無気肺に対して、肺サーファクタント補充療法、体位ドレナージ、呼気圧迫法の通常の管理を施行したが、十分な無気肺の改善が得られなかった。この症例に対して陽圧換気に健側胸郭固定法を併用した結果、無気肺の改善が得られた。肺出血後の閉塞性無気肺児に対する陽圧換気と健側胸郭固定法の併用は有用であると考えられた。 |
文献番号 | 2013334180 |